こんにちは。暑さが落ち着いたこの時期、夏の間の紫外線ダメージが表面化しやすく、シミや肝斑が気になる方も多いのではないでしょうか?
そこで、今回はシミ・肝斑対策におすすめの精油「セロリ」について、メディカルアロマの視点から解説していきます。
セロリは、古代ギリシャやローマでは薬草や魔除けとして使われていました。その後、16〜17世紀になるとヨーロッパで食用として品種改良され、日本には豊臣秀吉の時代(1568~1600年頃)に加藤清正が朝鮮半島から持ち帰ったとされています。
しかし、日本で一般的に食べられるようになったのは、昭和30年(1955年)代以降のことです。
セロリ精油は、セリ科の植物であるセロリの種子、葉、茎から抽出されます。
セロリの主成分とその作用は以下の通りです。
夜のスキンケアにおすすめのブレンドオイルをご紹介します。セロリ精油の成分が、色素沈着や肌のデトックスをサポートします。
セロリ(抗色素沈着作用) | 3滴 |
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パチュリ・ゼラニウム・フランキンセンスなど (ターンオーバー促進を期待) |
3滴 |
ローズヒップオイル (ピーリング作用) |
10ml |
レモン | 2滴 ※夜の使用時のみ |
レモンは光毒性があるため、日中の使用は避けましょう。 また、酸化しやすいため、冷暗所に保管し、作製後は早めに使い切りましょう。
東洋医学では、肝臓は「血」を貯蔵し、全身に栄養を供給する役割を担うと考えられています。
肝臓に良いとされるセロリ精油がシミや肝斑に効果的なのは、理にかなったものだと言えますね。
メディカルアロマで精油の薬理作用を学ぶと、自然な方法で身体の不調や悩みにアプローチできるようになります。さまざまな精油の効果を知り、あなたに合ったセルフケアを始めてみませんか?
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