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メディカルアロマ コラム連載

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【専門家監修】アロマでむくみ解消!体質別セルフケアと手作りスリミングジェルの作り方

夕方になると靴がきつくなる、朝起きると顔がパンパン…。長時間のデスクワークや立ち仕事、冷えやストレスなど、多くの女性を悩ませる「むくみ」。その原因は、体内の余分な水分や老廃物がうまく排出されずに溜まってしまうことにあります。

マッサージをしても一時的ですぐに戻ってしまう…と感じるなら、それはご自身の体質に合ったケアができていないのかもしれません。
メディカルアロマは、植物の精油(エッセンシャルオイル)が持つ薬理作用を利用して、心身の不調にアプローチします。血行やリンパの流れを促進したり、利尿を促したりする精油の力を借りることで、つらいむくみの根本的なケアを目指せます。

【専門家監修】アロマでむくみ解消!体質別セルフケアと手作りスリミングジェルの作り方

この記事では、私たちアロマスクールが実践するメディカルアロマの知識に基づき、あなたのむくみタイプを診断し、それぞれに最適な精油を使った「スリミングジェル」の作り方と効果的なセルフマッサージ法をご紹介します。

あなたはどのタイプ?4つの「むくみタイプ」別セルフチェック

まずはご自身のむくみがどのタイプに近いか、チェックしてみましょう。

A:水分の巡りが滞りがち【水滞(すいたい)タイプ】
  • ☐ 体が重だるく、特に下半身がむくみやすい
  • ☐ 冷え性で、手足が冷たいことが多い
  • ☐ トイレの回数が少ないと感じる
  • ☐ 天候(特に雨の日)によって体調が左右されやすい

👉 おすすめ精油: ジュニパー、サイプレス、オレンジ・スイート

体内の余分な水分の排出を促す「利尿作用」や、リンパの流れを促進する「うっ滞除去作用」に優れた精油がおすすめです。

B:ストレスや緊張で巡りが悪い【気滞(きたい)タイプ】
  • ☐ ストレスを感じると、お腹が張ったり手足が冷えたりする
  • ☐ 筋肉がこわばりやすく、肩こりや頭痛に悩んでいる
  • ☐ 気分の浮き沈みが激しい、イライラしやすい
  • ☐ 身体の特定の場所だけがむくむことがある

👉 おすすめ精油: レモングラス、ペパーミント、ローズマリー・カンファー

血管を広げ血流を促す作用や、筋肉の緊張を和らげる「筋肉弛緩作用」のある精油で、気の巡りをスムーズにしましょう。

C:頑張りすぎで熱がこもる【過緊張タイプ】
  • ☐ 常に頭が働いていて、リラックスするのが苦手
  • ☐ つい考えすぎてしまい、冷静な判断がしにくい時がある
  • ☐ 筋肉が常に緊張している感じがする
  • ☐ 眠りが浅い、寝つきが悪い

👉 おすすめ精油: ウィンターグリーン、プチグレン、ラベンダー

高い鎮静作用や鎮痛作用で、心と体の両方から緊張を解きほぐしてくれる精油が役立ちます。

D:自律神経の乱れからくる【循環不良タイプ】
  • ☐ めまいや立ちくらみ、動悸がすることがある
  • ☐ 胃腸が弱く、お腹を壊しやすい
  • ☐ 生理不順やPMS(月経前症候群)に悩んでいる
  • ☐ 全体的に血色が悪く、疲れやすい

👉 おすすめ精油: マジョラム、バジル、サンダルウッド

自律神経のバランスを整えたり、血行を促進したりする作用のある精油で、全身の巡りをサポートします。

【初心者でも簡単】メディカルアロマ・スリミングジェルの作り方(30g)

肌への浸透が良く、べたつかないジェルはマッサージに最適です。

メディカルアロマ・スリミングジェル
【材料】

ジェル基材(ジェルナチュレなど) 15g
植物油(ホホバオイルなどお好みで) 小さじ1/4
(約1.25ml)
精製水 15ml
あなたのタイプに合った精油
例:Aタイプなら ジュニパー3滴+サイプレス3滴
合計6滴
(濃度1%)
ジェル容器 30g
【作り方】

  • 1.容器にジェル基材と植物油、精製水を入れ、スパチュラ(清潔なスプーンでも可)でよく混ぜ合わせ、滑らかなジェルを作ります。
  • 2.そこへ精油を6滴加え、気泡が入らないように均一になるまでゆっくりと混ぜ合わせたら完成です。
【使い方】

  • ・必ずパッチテストを行ってからご使用ください。
  • ・ジュニパー、ローズマリー、ペパーミントは、妊娠中・授乳中の方、腎臓に疾患のある方、高血圧の方、てんかんの方は使用を避けてください。
  • ・作成日を記録し、冷蔵庫で保管の上、約1ヶ月を目安に使い切りましょう。

効果UP!ジェルを使ったセルフマッサージ&ツボ押し

ジェルを塗る際は、ただ塗るだけでなく、リンパの流れを意識したマッサージを加えることで効果が格段にアップします。入浴後の体が温まっている時に行うのがおすすめです。

【基本のリンパマッサージ】

心臓から遠い末端から、中心に向かって優しく流すのがポイントです。

  • ・脚:足首から膝の裏へ、太ももの付け根に向かって、下から上へ優しく撫で上げます。
  • ・腕:手首から肘へ、脇の下に向かって流します。
  • ・お腹:おへそを中心に、時計回りに円を描くように優しくマッサージします。
【一緒に押したい万能ツボ:三陰交(さんいんこう)】

内くるぶしの最も高いところから、指4本分上にあるツボ「三陰交」。
ここは、むくみや冷え、婦人科系の不調にも効果的と言われます。
ジェルを塗る際に、親指で5秒ほどかけてゆっくりと押し、ゆっくりと離す、というのを数回繰り返してみてください。

まとめ:体質を知れば、セルフケアはもっと楽しくなる

メディカルアロマの魅力は、ただ良い香りを楽しむだけでなく、ご自身の体質やその日の体調に合わせて精油を選び、積極的に心身の健康に役立てられる点にあります。
今回ご紹介した体質判断は簡易的なものですが、これをきっかけにご自身の体と向き合うことの楽しさを感じていただけたら幸いです。
「自分の体質をより詳しく知りたい」
「精油の薬理作用や禁忌事項をしっかり学んで、安全に使いこなしたい」
「東洋医学の視点も取り入れた、本格的なアロマトリートメントを学びたい」

当アロマスクールでは、基礎から学べる「ナード・アロマアドバイザーコース」のほか、経絡や解剖学に基づいたプロの技術を習得できる「経絡メディカルアロマセラピストコース」など、あなたの目的に合わせた多彩な講座をご用意しています。
知識は、あなたとあなたの大切な人を守る一生の財産になります。ぜひ、体験レッスンでメディカルアロマの奥深い世界に触れてみてください。

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